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リーベン
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リーベンによる漫画とか映画とか小説の感想や創作。日々のつれづれ。
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クレオン一世の極秘バトン【恋愛編】

名前を入力すると、その人の「本当の性格」がわかるバトン。
その結果です・・・。


Q:好きなタイプは?
自分の言うことをなんでも聞くペット


Q:年上と年下どっちがいい?
自分が子供っぽいから、年上でないとダメにゅ。


Q:束縛するほう?しないほう?
何をしてよーが、気にならん。


Q:好きになった人に恋人がいたらどうする?
別れさせ屋に依頼する


Q:恋人が浮気したらどうする?
浮気を想像して興奮する自分ってヤバイのでしょうか・・・


Q:告白するなら、どこでする?
バイバイした後に後ろから駆け寄って、好きだ!とか。クサいかw


Q:初対面の異性のどこを見る?
目かなー。眼力の強い人にホレちゃうかも


Q:デートではどっちがお金出す感じ?
貢いで捨てられるタイプ


Q:初体験はどこがいい?
夜の公園・・・


Q:デートはどんなとこに行きたい?
高級レストラン以外はありえんw


Q:恋人がエロ魔神だったらどうする?
いいんじゃね?


Q:好きな人いる?
結婚してる人に告白されて付き合ってるけど、遊ばれてるのかなぁ


Q:恋人が暴力的になったらどうする?
言葉の暴力が多いなぁ。つらい。


Q:好きな人からのメールはすぐ返事する?
メール打つのダルいから電話するw


Q:相手が変態だったらどうする?
好きな人が変態なら仕方ないと思う


Q:会ったこともない人と恋愛したことある?
あ・り・え・ん!


Q:あなたの体験から恋愛を一言で表すと?
ボクは死にましぇーん!






おおおおお前!可愛いじゃねーか馬鹿。基本的に人を使う姿勢なのがそれっぽい。
偉そう!バカ。
「バイバイした後に後ろから駆け寄って、好きだ!とか。クサいかw」
なんだこの32歳。ときめきが止まらない!
「目かなー。眼力の強い人にホレちゃうかも」
それどう考えても能力発動しています。本当にありがとうござ(以下略)
「言葉の暴力が多いなぁ。つらい。」
「ボクは死にましぇーん!」
おま…ダニ子に迷惑かけるな…

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7巻上が、凄い事になってたので思わずやちゃったんだぜ。
あの小説は7巻のネタバレしか含みません。これから読む人は気をつけて。

あと、砂礫〜を書いていた時は6巻までしか読んでなかったから
適当に書いていた事が、じつはドンピシャでびっくりした。
デマーゼルが年取らないとか、それを陛下がうらやむとか、
皇居でさえ自由に歩けないとか、人なつこくて楽に話したいのに
話せないとか。

ファウンデーションシリーズは2万年と一世紀の話だから、寿命で
ガンガン人が死ぬのが、もう切ないですよね。ダニールと同じ心境。
あわわ。

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『さようならは重たくて』


怒濤の一ヶ月だった。
夜の帳が下りた頃、宰相デマーゼルは自分の仕事部屋へと向かった。さらさらと揺れる木々の音と、遠くでホーホーと鳴く野鳥の声がかすかに聞こえる。湿った空気が、肌に気持ちいい。
気持ちいい。果たしてそうだろうか。実際は、そんな事を自分は感じないのだろう。
デマーゼルは、2万年の月日が経った今でも、自分の事に対して、人間と同じ感情表現を使う事を嫌った。

宰相デマーゼルはロボットである。人の心を持たないものに、国政を任せるなんてぞっとしない。反帝国組織が掲げたこの嫌疑は、結局民衆にはナンセンスとして、真摯には受け止められなかった。ロボットなどという存在を、今の銀河帝国に住むものであれば誰であっても信じないからだ。それでも、とデマーゼルは思う。やはり本当の所は、自分はロボットである。

こんな夜半に仕事部屋に向かったと言うのも、この事件がきっかけで、デマーゼルが辞任したからだ。自分は宰相として、長く務めすぎた。そのポストには、ハリ・セルダンがつく。十分信頼たる人物だし、彼の警護にはドーズ・ヴェナビリがいる。あの二人ならば、力を合わせてどんな事にでも対処出来るだろう。
カツコツと固い靴音を鳴らし、ついに静まり返ったオフィスに付く。簡素な部屋に、私物など特には置いていない。ただ、いつでも後任者のために、部屋を使えるよう整理し直そうと思っただけだ。いつでも、姿をくらませる手はずは整っている。
と、扉を開けようとして違和感を感じた。鍵が開いている。

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「それで、なぜ陛下がこのような所にいらっしゃるのでしょうか?」
「いや、お前は“野放しの大砲(カノン)”だからな」
にたにた笑いを浮かべた皇帝クレオン一世は、黒塗りのどっしりとした仕事机の上で頬杖を付いていた。“野放しの大砲(カノン)”とは、かつてデマーゼルが、危険分子であるという意味でセルダンに対して使った言葉である。なぜか皇帝は、あの時の騒動については記憶力が良い。
「陛下、真夜中になります。ご就寝なさいませ」
「なんだ、もう余は子供ではないぞ」
「…広い皇居で、よく迷わずにこんな所にいらっしゃいましたね」
「普段はそちが赴くからか?それとも余を馬鹿にしようと言うのか?」
そう、基本的に皇帝は、人を呼びつけるものだ。よほどのことがない限り、歩いてどこかに訪ねると言う事はしない。それがわざわざ、デマーゼルのオフィスにいるということは、やはり特別な用事があるのだろう。デマーゼルは聞きたくなかった。

「今回の件では、誠に残念であったな」
と、皇帝は残念でもないように言う。
「お前ももう歳だ。従って、仕事における能力の低下はいたしかたない。あの数学者を余の側近とする決定に変更はないが、お前との付き合いは長い。そちのその後に関して、口を聞いてやっても良いぞ」
「身に余る光栄です、陛下。今まで本当に良くしてくれました。ですが、今後は陛下のお手を煩わせないよう、トランターから離れたどこかの地で隠居生活を送りたいと思います」
「ほう。余の助力なしに、一人でやって行くと?」
慈善家の様に振る舞っていたクレオンの口調が曇る。権力者ゆえの高慢さで、自分の決定に反論されるとは思っても見なかったのだろう。しかし———しかし、本当の所は、これほど長い付き合いで心を許した相手を、簡単に皇帝が手放す事が出来ない。と言うのをデマーゼルは知っていた。だからこその、夜中の謁見なのだ。
「余を置いて行くのか」
いつにない、クレオンの真面目な声。デマーゼルは、全皇帝の時から付けていたその仮面を脱ぎ捨てた。急に疲れきった顔になって。
「置いて行くのはいつだって、あなた方じゃないですか」
と、そう言ってしまった

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この宰相の態度の変化には、クレオンに少なからず衝撃を与えた。
「デマーゼル。なんの事を言っている?」
それに対し、デマーゼルは答えない。何度も何度でも繰り返す、人間との関わり合い。同じ時を生きられない宿命。寄せては返す波のように、追いかけても届かない。いつか弾けて消えてしまうから。
だから、デマーゼルは人との特別な関係を望まなかった。ロボットの三原則に従う彼は、人間の死を目の当たりにしてしまえば、それこそ機能停止に陥るほどの強烈な影響を受ける。だが、一個人ではなく、全体を見てしまえば、その人の生も死も割り切ってしまえる。
自分だけは変わらず、周りだけが加速的に老いて死んでしまう。そんな割り切れない世界を2万年も生きているのだ。
だがそんなことを知り得ない皇帝は、これを別の解釈で受け止めたようだ。
「それは余もまた、いく年か続いた不幸な皇帝と同じく、すぐに暗殺によって死ぬだろうと言う事か?」
「いえ、違います、陛下。寿命であっても、きっと私ほどには生きてこられないでしょう」
これには皇帝も吹き出さずにはいられなかった。自分よりも歳を取っているはずの人間が、このような戯れ言を言うのだから。しかし、デマーゼルは涼しい青い瞳で、
「私には、やらなければならない事が沢山あるのです、陛下。それこそいくら寿命があっても足りない使命が。もうあなたと遊んでいる時間は無くなりました…」
「はん。よく言うわ。もうよい。好きにしろ。だがな、お前より先に余は死なんぞ」
「いいえ。もう、生きて貴方とお会いする事はありますまい」

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