この間久しぶりに、付き合いで映画を観に行きました。
そしてまた久しぶりにアニメらしいアニメをみました。
『とある飛空士への追憶』
観る前から地雷だろうなぁと思ってたんで、まぁその通りだったというか…
最後エンドクレジット出るまでライトノベルが原作だって知らなくって、びっくりしました。(笑)
一緒に観に行った人の一人が、原作だともっとえぐい所あるのになぁ…と言っていたので、まぁ原作は面白いんだと思います。
戦時中に極秘任務で、傭兵がお姫さまを飛行機に乗せて運ぶという話しなんですが、ストーリーがそれ以上無くって、これ主人公達に乗り越えるべき葛藤が無いだろう。という感じで始まったら、本当にカタルシスが無くてびっくりしました。ヲイ。
戦時中という重たい設定にも関わらず、主人公の仲間の陽動部隊がおそらく敵に殲滅させられたであろうというシーンは言葉だけで片付けられ…、そこはきちんと描写すべきだろう!と
一応、敵方の一般兵が死ぬ描写もあったのに、それによってヒロインが命について考えるでも無くスルー
どちらかというとスポーツのりだし、どうなんだそれ。
人間的描写が浅く、いいもんわるいもんでカラー分けされた所から、キャラクターが一歩も動かないし、主人公連中も映画の見始めから終わりまでで印象が変わらないので、なんだかなぁ。
色々出て来るシーンも、これどっかで観たぞ。のオンパレードで新鮮みが無く音楽の使い方もテレビ屋映画みたいにベタで安易だなぁという感じ。
ここまで逃げ切れたならあっぱれなものだっていう『裸のジャングル』的シーンもいまいちただの甘やかしに見えるし
動画という意味ではきちんと動いてるし、良いんですが最近のアニメ映画は作画の無駄遣いしすぎな気がするなぁ…。
この間これは失敗だった…と思った『カンフーパンダ2』の方が、面白かった…と思う始末。(カンフーパンダの1は面白いですよ)
そういう意味では観に行って良かったのかも。
あと最近のアニメも観れたので、良かったのかも。
あと、怒りだすほど決定的に駄目っていうくらい破錠はしていなくて、最終的に無難にまとめているのも良いのかも。
と、誘った友人のフォローをして終わりたいと思います。
追記。
脚本、パーマネント野ばらの人なのか……………。
私あの映画すっごいすきなんだけどなぁ。
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