あらすじとしては、
旅の途中出会った男があさたろうを彼の父親と間違えて仇討ちをしようとするが、失敗。どうやら、男の父親をあさたろうの父が金目当てで殺したと言う。男は余命幾ばくもない体だが、仇を討つ一念で旅をして来たと言う。
しかし、本当は男の父親がばくちで全財産をすってしまい、強盗をしようとしたのをあさたろうの父が止めたのだ。男の父親は息子を盗人の子という汚名を着せる訳には行かないと命を絶つ。
その事実を証言者の口から知ったあさたろうは、男に事実を知らせようとするが、偶然居合わせたあさたろうの父によって、阻まれる。
あさたろうの父は男を挑発し、殺されたふりをする。男は思い残す事はないと息を引き取る。
とまあ、こんなかんじ。
あさたろうの真実を知る事が正義だと思っている所と、父親の幸せを守る為には嘘が必要なんだという視線の違いがおもしろいなぁと。
あと、父親が男に決闘を申し込むアタリで、丁度雨が降るんだが、そのせいで画面が曇り=モノクロになるんだな。
嘘をついて悪役を演じる父。だが、決闘が終わって男が息を引き取ると、晴れ間になって画面に色彩が戻る。
そういうのが、映像的演出ってもんだよなー。と思って、やっぱり面白いんだな。
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